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エンディングノートとは

自分自身の今まで描いた人生の記録を残し、自分の死後、葬儀の希望やお墓のこと、知人などへの連絡先、財産などの情報などを記載したものです。

万が一自分自身が亡くなった後に、相続人などが故人の遺したことをスムーズに対応できるといった利点があります。

こういった「もしも」の時のために、エンディングノートがあります。

「自分から大切な人への連絡ノート」とも言えます

ところで名前の響きからか、エンディングノートは「人生の終わり」というものを意識し、縁起でもないような気もします。

確かに、自分自身の終活に備える面があります。

しかし「人生の終わり」という概念に捉われるだけではなく、もし明日に自分が家族と連絡が取れなくなってしまう場合を考えてみるとどうでしょうか。

未来のことは誰にも分かりません。仮に、突然自身の消息が不明になったり、不慮の事故や病気等に見舞われて、人とのコミュニケーションが出来なくなった場合を想像してみてください。何かあったときの手続きなどを、家族に、大切な人に、伝えたくても伝えられなくなります。

そのような、「もしも」のときに備えるのがエンディングノートであり、家族など大切な人に自分自身の大事なことをスムーズに伝えることが出来ます。

従って終活にはもちろん、元気で若いうちにもノートに記しておくことで、将来の「もしも」に備えることが出来るのです。

また遺言書と異なり、形式に捉われることがなく好きなように書けて、好きなように手直しをすることもできます。(エンディングノートは市販されているのもあり、記載欄に沿って思うままに書くことができます)

このようにエンディングノート自体は手軽なものですが、遺言書とは異って法的な拘束力というものはありません。相続人への財産配分についてエンディングノートに書いても、遺言書や法定相続割合、遺産分割協議の結果が優先すると言えますが、自分の意思表示を将来の相続人などに示すものとしては、有効な一資料になり得るとも言えます。

このように「もしも」の時の連絡ノートではある面と、「自分のために自分らしい人生の終わりを迎えるためのノート」という自分の人生の集大成を描いたもの、と考えるのも良いかと思います。

行政書士事務所 武蔵野スクエアは、エンディングノートの書き方についてアドバイスいたします。

どうぞお気軽にご相談ください。

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